いろいろ端折らないと全然終わりそうもないのでww、ざっくり端折りますwww


とにかく、パーティー開始早々、かなーり印象の悪い(個人的に)トモ。



俺に対してだけのような気もするし、イッちゃんにも感じ悪い気もするし、
他の、特にキッチンでトモが言ってたサークルの仲間は、あいつを何とも
思ってないのか、はたまた実はネコかぶってるのかわからないが、
とにかく、俺はなるべくあいつとは関わらない方が良さそうだな、と思い、
なるべく奴を避けるような行動を始めるw

奴がこっち来たら、さりげなく別の場所へ移動ww

やがてイッちゃんも似た行動を起こすwww



そんなイッちゃんを捕まえて、2人で外の景色を見るという体でベランダに出る。
ベランダには今、俺ら2人だけ。


桜介
「もしかしてイッちゃんも、あいつ避けてる?www」

イッちゃん
「え? あ、、トモ、、さん? まあ、、、そうですねw」

桜介
「やっぱりwww 俺もなのww」

イッちゃん
「何かあの人、僕にはキツいっていうか、、、恐いんですよね」

桜介
「確かにイッちゃんに対しても少しキツい言い方とかするよね。
 でも多分、一番嫌われてるの、俺だと思うww」

イッちゃん
「最初の挨拶の時乱入してきて、先生が『今桜介くんの挨拶中だから』って言った時の『は?誰それ??』っての、僕もめっちゃビビりましたよw」


なんて話をして、ひとしきり盛り上がる2人ww

そこに、田中くんとユウちゃんもやってくる。

ユウちゃん
「えーイッちゃん、彼氏いるのに逢いびきなのー?www」

田中くん
「お邪魔しまーす♪ 何の密約してたのー?ww」



2人に冗談半分にトモのことを切り出す。


ユウちゃん
「わかる〜!俺トモ嫌いだもんwww 向こうもわかってると思うけどw」

田中くん
「うわー直接的ww 確かにクセはあるわな。俺は慣れたけどw」


えーそうなんだ。
てか、何で俺とイッちゃんを目の敵にするかわからないんだけどw


ユウちゃんも田中くんも、トモとは何度か会ってるらしいけど、
最初からのメンバーじゃないから、ジンさんや先生がどうしてあんな感じ悪い人を
仲間にしてるのかが未だに分からないと言っていた。


昔、、、、どっちかと恋仲だったとか?

田中くん
「ぜっったいそれはない!ww まあ腐れ縁とかなのかなー」

ユウちゃん
「自分語りと自慢話ばっかりで、話だってつまんないし、顔が南キャン山ちゃんなのに自分がイケてるとか思ってるんだから手に負えないよねーw」


ちょww ユウちゃんほんと直接的w


と、ここにタツロウくんが入ってくる。

タツロウ
「満員?(ボソっ」

ダメ、やっぱりこの子すっごいツボwww

あ、そういやタツロウくんはさっきキッチンで言ってた最初のサークルのメンバーだったんだよね?
じゃあトモのこと、ここのメンツより知ってるんじゃない?

タツロウ
「最初っからあんな感じ。俺、割とマイペースだから、そんな俺にイライラするみたいw(ボソっ」


確かにタツロウくんマイペースっぽいww


タツロウ
「でも、、、、、(ボソっ」


ん??



と、タツロウくんが何か話しかけたところで、何やら室内が騒々しくなった。

何事??と全員室内へ戻る。


あら、そのトモが何やら怒ってる。



ユウちゃん
「何?何?どしたのさー」

ドビー
「いや、トモが怒ってもう帰るって言うから」

ユウちゃん
「へー、お疲れ様ー、バイバーイ」


ユウちゃん尊敬するwww


トモ
「ほら!あいつも絶対そう!前々からそう!!!
 俺!ずっと!我慢してた!!」


ど、どした?
何かカタコトみたいになってるぞトモwww


ユウちゃん
「は?何が?」

先生
「まあまあ、トモ、お前ワイン飲みすぎだろ。ちょっと落ち着きなさい」

ジンさん
「そうだよ、せっかくのパーティーなんだし、お祝いなんだからさ。
 トモもいい加減にしろよ」

トモ
「は??? 俺が悪者なの??? 全くありえないんですけど!!!」

先生
「誰も悪くない!だからちょっとこっち来なさい!」


先生、、、おっかねーww

そう言って、プリプリしてるトモを連れて、別の部屋に入る。



場がシーンと、、、、
ねえコウジ、、、一体何があったの?

コウジ
「トモくんがさ、、、、その、、、」

オサム
「桜介とイッちゃんがムカつくって言い出して、、、」


桜介イッちゃん
「ええええーーーーー?!?!」(やっぱりww



てか何故?? 顔? 態度??

ススムさん
「いや、たぶんほら、羨ましかったんだよ、今回のお祝いの3人がさ。
 で、桜介くんとイッちゃんは初めましてだったでしょ?
 自分が何も知らない2人がチヤホヤされてるのが羨ましかったんじゃない?」


え、えええええ。。。。。

何その。。。。



てか、、、




めんどくっさ!!ww



そんな理不尽な理由で嫌われたの?俺ら。。


ジンさん
「先生がなだめてるから大丈夫だよ。
 でも、何かごめんね、、2人は何も悪くないのに。
 気悪くしないでね」


い、いや、、、そう言われましても。。。。

イッちゃんなんか完全に意気消沈してるし。。。。


ユウちゃん
「てかいつも思ってたんだけど、どうしてジンさんと先生って、トモを呼ぶの?
 何かいっつも何かしら感じ悪いしさー、雰囲気悪くなる時ちょくちょくあるじゃん」

ジンさん
「トモが来たいって。。断るのも、、ねえ。。」

ドビー
「俺はあんま気になんないけど、確かにユウちゃんと喧嘩っぽくなった時あったもんな」

コウジ
「平和な時は平和に終わるんだけどねーw」


な、何故、、、今回は平和にしてくれなかったのだろう。。。


桜介
「俺とイッちゃん、謝りいきますよ。。。
 何が理由かわからないけど、怒らせちゃったみたいだし、ぶっちゃけちゃんとした理由も聞けたら聞きたいし。
 ね、イッちゃん、一緒に行こ」


イッちゃん、こくりと頷く。



田中くん
「今、向こうの部屋にいるし、こことは隔離されるからちょうどいいんじゃない?
 みんながいると、お互い話しづらいだろうし」

オサム
「そうそう!俺らは普通にパーティー楽しく再開してるからwww」




と、その部屋から、先生とトモが戻ってきた。



何と、、、トモは、、、

泣いてる。。。。







そして、この後、、、、、、

俺らは、驚愕の事実を知ることになるのだった。。。




<つづく>
(次回、ジェットコースターのような怒涛の展開です!!! 

新作【男同士で恋愛したっていいじゃん4(GAY'S LOVE VOICES4)】